イベント会場などに行くと、入口で手渡されたり、
自由にゲットできたりするたくさんの印刷物。
ふだん我々はこういうのをひっくるめて
「SPモノ」と呼んでいます。(SP=sales promotion)

今回ご紹介する小冊子もそのひとつ。

全四冊で構成。
床暖房、ミストシャワー、コンロ、湯沸かし器を
ゴ●ゴ13(by プランナー)をパロったキャラが
来訪者夫婦をガイドするというユニークなストーリー。

で、回想録。
「じゃあ、早速」
と、担当ディレクターに手渡された資料の束は200枚以上あったでしょうか。
「え、これ全部読むの?」と、密かに冷や汗。
さらに、傍らには資料の雑誌や書籍が数十冊積み上げられ、
この案件のゴールのイメージを熱心に伝えてくれました。

そこまで十分な準備をしてくれると
頭の悪い私でもなんとかなるもんですね。
第一稿からバッチリ方向性を共有できました。

私がデザインを担当し、プランナー、イラストレーター、カメラマン、
そして広告会社の担当ディレクターとクライアント担当者による
チームで完成させた案件でした。

納期がひじょうにタイトだったので、
担当ディレクターもたいへんだったと思います。

この広告会社も今はM&Aでなくなってしまいましたが、
その後の弊所のディレクション業務の参考になるなど学びも多かったので
自分自身への忘備録の意味を含めて今回紹介させていただきました。

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(余談ですが…)
このオシゴトでご一緒したプランナーは、
従前の取引先の社外取締役の方。

紹介されてあれよという間に、当時銀座にあった
新聞社系広告会社の打合せルームにおりました。

ところで、彼ら広告業界人はどうして夜が遅いんでしょうか?
午前3時、4時のメール、ファックスは当たり前…。
そんな時間にクライアント担当者が在社してるわけないのになぁ。

短納期だったので、当時は私もなんとか乗り切りましたが、
朝型人間と化した現在ではもう無理かな?
と思いきや、今では逆にこの「時差」を活用して
元気にガンガン仕事しておりますのでご安心を!

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