以前に、川釣りをやってたら水路に興味を持つようになった話を書きました。
ひとくちに水路といっても、農業用の灌漑用水だけでなく、松戸のような低地で大きな河川を抱える町にとっては治水や水害対策という面から整備されてきた歴史がありあます。
松戸の歴史は治水の歴史?
うちの事務所がある新松戸地域は河川の氾濫がひとたび起きれば水浸しになってしまうくらい標高がとっても低い土地なのです。
新松戸地域に限らず松戸市では、治水対策が今ほど十分にされいなかった過去には、大雨が降っただけで町が水に浸かってしまうという水害が発生し、繰り返し悩まされていたそうですね。
松戸水門脇の案内看板には昭和56年に撮影された水害の様子が載っています(写真)。この年には我が新松戸地域も見事に一帯の道路が水没したそうです(飲み屋でご年配の方が懐かしそうに?ときどき話してます)。
現在では放水路や排水機場が設置され、そんな心配もなくなりましたが、それでも低地エリアであることには変わりありません。
まあ、無用に心配ばかりしても仕方がないのですが、今回は松戸市から発信されている水害対策に関して役に立ちそうな情報をピックアップしてみました。
河川の氾濫で水害が予想される地区は?
まず、河川の氾濫で水害が想定される地域を示した「洪水ハザードマップ」。
→洪水ハザードマップ
https://www.sonicweb-asp.jp/matsudo/map?theme=th_14#scale=3750
常磐線西側エリアはほぼ全域が危険ゾーンになってます。うちの事務所は、江戸川浸水想定区域(レベル2番目!)なのに加えて、ピンクの車線が入った「中小河川の浸水エリア」に入っていますがな〜。
数年前には松戸から数十キロしか離れていない茨城県の常総市で鬼怒川の土手が決壊して甚大な水害が発生したのはまだ記憶に新しいですし、すぐ近くに江戸川が流れる松戸市民としてもやっぱり無関心ではいられないです。
過去に浸水被害が起こった場所の記録
実際に浸水被害が起こった場所の記録も公開されていました。
→浸水実績図
https://www.city.matsudo.chiba.jp/kurashi/anzen_anshin/sonae/huusuigai/sinsuijisseki/index.html
ダメじゃん!スマホアプリはiOS11以降には非対応
スマホにインストールして使う「松戸市防災マップアプリ」なんていうのもあるんですなぁ。これは水害はじめ災害発生時には災害の情報のほか、現在位置と収容避難場所との位置関係を表示することができるそうです。
→松戸市防災マップアプリ
https://www.city.matsudo.chiba.jp/kurashi/anzen_anshin/sonae/bousai_taisaku/bousaimap_app.html
いいね〜、ということでiPhoneにダウンロードしようとしたらダメじゃん!
アプリのアップデートが止まっているようで、自分のiOSには非対応(iOS11以降では使えない旨のアラートが表示)。アンドロイドでは使えるのかな?
こんな状態を放置しておくから「ったく〜お役所仕事は〜」とか嫌味言われちゃうんだよねえ。
こういうアプリはきちんと機能すればとても便利で役立つものだと思うので、はやく皆んなが使えるようにしてほしいですね(いやいや、実際に使わないですむほうがいいですね)。
というわけでなんだか腰砕けな終わり方でゴメンナサイ!ですが、今回は地元松戸の水害・災害に関する小ネタでございました〜。
それではまた〜!!