こんにちは。
松戸で地域密着デザイン会社といえば「小さな会社やお店の広告の作り方相談所」!
中の人、前田でございます。
ご自分で簡単なチラシやポスターを作成している方も多いと思うんですが、その際に多々お世話になるのが「写真素材」(またはイラスト素材)。
有料無料、国内海外、とにかくもの凄い数の写真やイラスト素材がありますね~。
ちょっとだけ回顧話。レンタルポジ…高価だったね~
この業界に入った20代の頃はデジタルカメラなんてものはなかったしパソコンなんて一部のオタクのアイテム程度の認識の時代でした(懐)。
写真が必要な際はカメラマンに撮影をお願いするか、エージェントから写真素材をポジフィルムでレンタルして印刷所へ入稿したものでした(自分で撮ることもありましたが、フィルムの現像ができるまではドキドキ。で、だいだいロクな写真が撮れてない)。
レンタルポジって今の感覚からするとエラく高価でね。高いだけじゃなくて使用許諾、条件なんかも厳しく決められていて、撮影者の権利なんかもしっかり守られていましたね。
そして現在。デジタル素材を使うときの注意点を(マジメに)
で、時代は下って、素材CD集が街のお店に並び、今ではインターネットで手に入る。いやいや、本当に便利な時代になりました。
そんな便利なデジタル素材ですが、少しだけ注意点を。
有料無料を問わず、デジタル素材には使用条件というのが定められているケースがほとんどです。
多くが商用利用についての制約や規約ですが、「一定の配布部数を超える際は追加ライセンス料を払ってくださいね」とか「チラシに使うのは構わないけどテレビと屋外広告物への使用は事前に必ず届出をしてね」とかいうものです。
個人利用についてはフリーというのがほとんどですが、ご自分の用途目的が使用許諾に反していないかを必ず確認する習慣をつけることをお勧めします。
とくに企業なんかが堂々とこれを無視してると良識疑われちゃいますからね。
版権者の知的財産権を守る
これはルールを守ろうという至極まっとうな正論といえばその通りなのですが、もうちょっと具体的に言うと、撮影者や著作権者などの版権元の知的財産権を守るということにつながります。
デジタル時代になって誰でも簡単にコピーができるようになったせいか、コンテンツの数がべらぼうに増加したせいか、こと版権者の権利保護という観点においては現在のデジタル素材の使われ方は残念ながら「量の増加は質の低下」状態になっているような気がします。
同じクリエイティブ業界の隅っこにいる者として、コンテンツを生み出す人たちが働く環境が少しでも良くしていきたい、という思いで今回はこんな記事を書きました(偉そうなこという割にはあいかわらずまとまってませんね…)。
今回は宣伝はございません(←最後まで控えめです)。最後までお読みいただきありがとうございました。
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