前回に続いて「他社との4つの違い」の2回目。
前回の記事はこちら→デザイン制作の打ち合わせは対面がやっぱり一番安心だよね、という話(他社との4つの違い/その1 )
その2はこれ。
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適正価格&明朗会計
適正な価格をご提示し、原価や人件費などの費用内訳はすべて開示いたします。
そもそもデザイン業界は価格が不明瞭
こんなことをわざわざ自社の特徴として掲げる理由はずばり「デザイン業界の価格の不明瞭さ」。
なぜこれだけの費用がかかるのかということを自信を持って説明できる会社やデザイナーって少ないような気がします(自分もかつてはそうでした。恥ずかしい)。
「一式」とか「コミコミ」表示は自分が嫌い
元来自分が不明瞭な価格設定というのが嫌いなものですから(車やバイクを買うときの「コミコミ価格」とか「一式いくら」とかああいうのが嫌でした。最近はないのかな?)。
なので自社では「明朗会計」を実践しよう、と。
リフォーム工事の見積書を真似てみたよ
そうしたら以前に大規模なリフォーム工事の見積書を見たときのことを思い出しました。
そこには仕入れ原価とそこに乗せる利益が併記されていたんですね。
なるほど、これでいいじゃん、分かりやすいし、とさっそく真似することに。
「原価」+「利益」の明朗会計
我らの業界の場合は「仕入原価」を「人件費」つまりデザインや編集作業に対するギャランティー(あるいは印刷費用)に置き換え。これにプラス弊社が頂戴する利益。この様式で価格を算出させていただいております。
ご質問いただければすべて内訳を説明させていだきますので、見積書を見てモヤモヤしたものがあればぜひ突っ込んでくださいませ( ^∀^)
デザイナーは価格交渉がヘタだね(笑)
それともうひとつ。デザインなど制作業務に携わる人たちへの報酬について。
自分も若い頃はそうだったのですが、特にこの業界の人たちはお金の話しが下手。自分のギャラの交渉すらまともにできない人も実際多いです。
弊社の仕事を手伝ってくれるスタッフさんの中にも、腕はよくて話も上手。でもお金の話になると急にモゴモゴ口調になってしまう人もいます。
腕のいいスタッフには適正な報酬で働いてほしい
でも、ですね。そこで安く買い叩くんじゃなくて(自分が若い頃はいいように買い叩かれたものです)、そういう腕のいいスタッフには適正なお金をまわしたいんですよ。
どんな仕事にも適正な価格(相場)というのが必ずあると思うんです。能力に合った十分な報酬を得ることができて、はじめてより良い仕事へ向上心やモチベーションが保てると思うんですね。お金がすべてじゃないですけどお金は大事です、ね。
過度な安売りはしません(キッパリと)
で、何が言いたいかというと「過度な安売りはしません」というところに行き着くわけですね。
弊社の価格設定は巷のデザイン会社と比較してかなりリーズナブルだと自負(笑)しておりますが、決して激安ではありません。クラウドソーシングを利用したデザインの出来に不満を持ったお客様に弊社の価格をご説明したらそれっきり、なんていうこともありましたしね。
この「適正価格と明朗会計」を実践することで、お客様にとってはデザイン会社がもっと身近な存在に、働く人にとってはより働きがいや生きがいをもてる仕事に、と両者良しの市場を作っていきたい、とそんなことを考えながら日々老体に鞭打って頑張っておりますので、今後もどうぞご贔屓によろしくお願い申し上げます/(^o^)\
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