ああ、ついに手を出してしまいましたよ〜。歴史手帳(2019年版/吉川弘文館)。
毎年、秋になると書店にズラ〜っと並ぶ手帳やダイアリー。普通の手帳や自己啓発系の手帳が中心ですが、中にはマニアックなのもあって、天文手帳とか税務手帳とか鉄道手帳とか、こんなの誰が使うんだ?みたいのが光彩を放ってますね(笑)。
で、今回購入した歴史手帳。毎年、興味はあって書店でパラパラと眺めながら「面白いな〜」と思ってたんですが、お金出してまで欲しいとは思わず、購入することはありませんでした(スケジュール管理はグーグルカレンダーだしね〜)。
老舗の吉川弘文館版「歴史手帳2019」
歴史手帳には吉川弘文館版と山川版と井沢元彦版の3種があるのですが、自分が購入したのは老舗の吉川弘文館版。初版は昭和29年だというから老舗中の老舗ですな。
表紙をめくると干支と方位、時刻表。分かりやすくていいですね。ここは2色刷り。
続いて本扉。左側頁には「センチメートル」と「寸」定規が。単位対照表もあってGOOD。
歴史手帳の魅力は手帳本体よりも資料部分にあるのだ!
手帳なので、普通のマンスリー、ウィークリーページもちゃんとあります。が、歴史手帳などの専門手帳の魅力は手帳本体よりも資料部分にあるのですよ〜!
で、ユニークな資料部分の抜粋です。
年号(元号)の一覧。
歴代天皇の一覧表。推古天皇以降は即位期間と崩御年齢も載ってます。
こういう絵を用いた資料も歴史ファンには嬉しいですね。武具・武器のほかに神社などの建築様式、仏像、紋などいろんな資料が絵付きで解説されてます。ぼーっと眺めてるだけで楽しいですよ、はい。
この辺まではまあ「ふつう」の歴史手帳って感じですね(笑)。
さらにどんどんマニアックになります。
官位相当表なんていうのも載ってます。
その年の干支を調べられる年代表。こんな昔の干支をいったい誰が何のために調べるんだろう???
さらに「変体がな」の読み方(見方)一覧。これを参照しながら史跡などに刻まれた文字が読めるという優れもの。ここまでくると相当にマニアックな領域ですな〜(笑)。
というわけで、とってもディープ×2な歴史手帳を買っちゃたよ〜という毒にも薬にもならないお話でございました。
2019年はこいつを活用して、歴史の新しい楽しみ方を見つけていきたいな、と思います。それではまた!
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