こんにちは。今日も松戸のはずれ、新松戸7丁目の小さなデザイン事務所で「小さな会社やお店の広告の作り方相談所」を営んでおります前田でございます。
さてさて、ネット印刷、安いですね~。利用してる方も多いんじゃないかと思います。
弊社でもガンガン利用させてもらってますよ。だって安いもん(笑)。
ネット印刷が安かろう悪かろうだったのは過去の話。仕上がりも綺麗で街の印刷屋さんと変わらないですし。
で、今回は別にネット印刷の提灯記事を書こうというわけでは全然なくて、街の(地元の)印刷会社とネット印刷の両方を長年利用してみて感じたことを綴ってみようと思うわけです。
地元の印刷会社の良いところと悪いところ
地元の印刷会社の良いところは何といってもこちらの要望にあわせて動いてくれること。急な仕事、超特急な依頼には頼りになる存在です。悪いところはやっぱり割高なことと価格が不明瞭な(見積りが出るまで価格が分からない)ことですかね。
片や、ネット印刷は良くも悪くも決まった仕様通り。納期と価格はあらかじめ公開されていて分かりやすいですが、規格に合わない印刷物を依頼することはできません。
このほかに印刷の技術的な長短や傾向もあるのですがそれはまた別の機会に。
「ネット印刷=何でも安い」わけじゃないよ
さて、ネット印刷の安さのカラクリについての解説は他にたくさんあるサイトに譲るとして、「ネット印刷=何でも安い」というわけじゃないのでちょっとその辺りの話を。
ネット印刷で文句なしに安いのはズバリ「チラシ」と「名刺」(パンフレットやカードなんかもこれに含まれます)。これは街の印刷会社とは価格では勝負にならないのが現状です。
ところが印刷物ってほかにもいろいろあるんですよね。
割安感のない印刷物もある
たとえば冊子などのページ物なんかはネット印刷ではチラシや名刺ほどの割安感がないです。さらに、こういうのは細かな打ち合わせ項目が必然多くなるので、印刷知識を十分持っていない人にとっては完全データ入稿が前提のネット印刷を利用するのは難しいかもしれません。
さっきネット印刷はチラシが安いと書きましたが、これが5万枚とか8万枚とかの大部数になるとあら不思議。街の印刷会社のほうが安い!なんていう逆転現象も起こってきます。
印刷会社選びは適材適所!?
要は適材適所。両方の特長を上手に利用できると印刷会社を賢く利用できますよ、というお話なのでした。
印刷という商品は、紙の種類、厚さ、後加工、などたくさんの要素が組み合わさったものなので、慣れない人にとってはこんなに複雑怪奇な商品はないでしょうね(笑)。上手に利用するなんて難しい話ですよね。
そんなときはどうぞ遠慮なく弊社までご相談くださいませ(営業モードスタート!)。ていねいにお話をお聞きして、お客様にとって最適な印刷を提案させていただきますよ!
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