以前に若い頃に夢中になったレコードについて書いたんですが
久しぶりにちゃんと聴いたら予想以上に良かったので、今回はもうひとつ手元に残っているLP盤ネタを。
80年代ジャパメタの雄、アースシェイカー
その名もアースシェイカー(Earthshaker)。まあ、ロックバンドの名前というのはあらためて見るとこちらが恥ずかしくなるくらいスゴい意味だったりするんですが、こちらも負けてない。大地を揺さぶっちゃうんだから!(笑)
ラウドネスと共に80年代の関西のジャパメタ(←本当はこの言い方好きじゃないんですが)シーンを牽引してきた先駆者的なバンドです。
彼らの楽曲は、ハードだけど親しみやすいメロディが特長で、激しいロックが苦手な人もアースシェイカーだけはOKなんていうこともありましたっけ。
中でもこのアルバム「FUGITIVE」はお気に入りで、何度も何度も繰り返し聴いた一枚です。
み〜んな一度は演った鉄板曲「MORE」
当時たま〜に夜のヒットスタジオなんかにも出演したりしていて、その親しまれ方が垣間見えるのですが、我らロックバンド小僧にも大人気でした。
高校軽音楽部系のイベントなんかがあると、必ず聞こえてきましたもんね。自分もたぶん(調子こいて)10回以上は人様の前で演ってますし…。
いい曲いっぱいありましたけど、鉄板は「MORE」でしょう。このアルバムのB面1曲目。レコード針を落とすとギターのイントロが徐々にフェードインしながら気分を盛り上げてくれたものです。
たぶん同年代の人との一発セッションやるとしたら、この曲、演奏確率高いんじゃないでしょうか(笑)。この辺りの話題が琴線に触れる人とは、幾つになってもきっとウマが合いそうな気がします、ホントに。
↓レコードの音源がYouTubeにありました。
今でも現役のメンバーたち
ところでアースシェイカーのメンバーたち、今も現役で音楽活動しています。自分より年長なわけですから、とっくに50歳代ということですよね。
彼らに限らず、自分が若い頃活躍していたロックミュージシャンが再結成したり、現在も第一線で活躍している姿を見るのは本当に嬉しいです。マジで元気と勇気が湧いてきますよ。
あれ?かつては溢れるエネルギーの発散と一体だったはずのロックが、気がついたら加齢に負けずに頑張る気力の素になってるぞ…と、なんだかロックの楽しみ方が若い頃とは全然違ってきてますな(笑)。
まあそれでもいいじゃない!、というわけで、今回は80年代ジャパメタ懐かしの名盤ネタでございました。
それでは、また〜!!