前回、事務所に置いてあるオーディオのことを書いた後
レーコードプレーヤーを久しぶりに使いたくなって、LP盤を引っ張り出してきました。
以前は200枚くらいコレクションしていたレコードも、今の事務所に引っ越す際に処分してしまい、手元に残っているのはわずか数枚だけ。
その中にちょっとマニアックな名盤?があったので今回はこれを。
BURNING 〜ランディ・ローズに捧ぐ〜
いきなり話は1980年代にさかのぼりますが(笑)。
音楽が大好きだった自分は(どこにでもいる)ロック小僧で、ギター弾いたりバンドやったりで、ヘヴィメタルやハードロック(以下HM/HR)に傾倒しておりました。
日本のHM/HRシーンも元気な時代で、中でも大好きだった「ブリザード」というバンドのギタリスト、松川 RAN 敏也のソロアルバム。
タイトルは「BURNING 〜ランディ・ローズに捧ぐ〜」。ブリザード活動中にリリースされたアルバムです。後にCD化もされたみたいですが、ウチにあるのはアナログのLPレコード盤です(アルバム自体はすでに絶盤)。
なんでも彼はそのルックスとギタープレイスタイルから和製ランディ・ローズと呼ばれてたそうで、ミドルネームの「RAN」はそこから来てるとか。格好よかったですよ〜。まだ高校生だった自分から見たら憧れのロックスターでした☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
30年近い年月が過ぎて、ライナーノーツと歌詞カードはシミと変色だらけ(笑)。
で、楽曲はといいますと「様式美ハードロック」オリエンテッド!っす。初めて聴いた時の衝撃はたいへんなモンでした。ゾクゾクきましたよ。とにかくギタープレイは最高の涙モノ! どの曲でのプレイも素晴らしいですが、B-1「Ball and Chain」やB-4「Crisis」のソロギターなんかマジで体が震えまっせ!
様式美系のHM/HRはいろいろありますが、あまりにも当時の自分の感性にドストライクで、ギターの音、メロディー、リズム、とどれをとってもず〜っとこういうのを聴きたかったんだよ〜という感覚。正直言っちゃうとディープ・パープルやレインボーより、こっち聴いてる方が好きでしたわ。
謎の覆面ヴォーカリスト「Mr. CRAZY」
このアルバム全編を通して歌っているのが、覆面ヴォーカリスト「Mr. CRAZY」なるシンガー。
知ってる人もいるかと思いますが、正体はデビュー前の稲葉浩志(B’z)。
このアルバムで歌っていることは公にしていなかったみたいですが、今ではすっかり正体がバレて?このアルバムにはとんでもないプレミア価格が付いてます(B’zファンの力はスゴイですね〜。どのくらいのプレミアかはご自分で調べてね)。
YouTubeに音源がアップされてたのでリンクさせていただきますね。
曲は「Second Diamond」。アルバム中で唯一ブリザードの曲のセルフカバー。デビュー前の稲葉浩志のボーカルはまだ不安定ですが、様式美HM/HRがお好きな方々、RANの激しくて美しいギタープレイをご堪能あれ!
というわけで、今回は懐かしの、そしてとってもレアな(お好きな方にはたまらない〜)レコードのお話でした。
それでは、また!