以前の記事
では「作成をどこに依頼すればいい?」ということで、依頼先それぞれの特長なんかを挙げてみたんですけど、今回は「内容(コンテンツ)の準備の仕方」について書いてみたいと思います。
自分史や社史を作成するには何を用意すればいい?
自分史や社史を作成するのにご準備いただくものはシンプルでして
- 原稿
これだけっす!
ちょっとこれでは乱暴なので(笑)もうちょっと細かくいうと
- テキスト原稿(これは必須!)
- 写真原稿
- イラスト原稿
- 図版原稿(表、グラフ、地図など)
です。わかりやすいでしょ(笑)。
紙面レイアウトは自分で作成する必要なし
よく、本を作るには紙面のレイアウトまで自分で作成しなきゃいけないと思い込んでいる方がいて「ワードやパワーポイントが使いこなせないからなぁ~」なんていう話になったりするのですが、紙面はデザイン会社で専用のインデザインというソフトを使ってゼロから作成しますので、そうした心配は一切無用ですよ。ご安心を。
原稿はパソコンで作らなきゃダメ?
原稿を具体的にどんな形で準備する必要があるかというと、もちろん手書きでもいいのですが、パソコンが使える方はぜひ使っていただきたいと思います。ワードでもメモ帳でもなんでもいいです。装飾も何にもない「只のテキスト(←プレーンテキストといいます)で十分!
特にテキスト原稿は分量が多いので、データで準備していただくことで校正の手間を大幅に減らすことができ、時間と費用の節約にもなりますので一石二鳥です。
写真やイラストはどうやって用意する?
写真についても昔のプリントした写真でもOKですが、デジカメやスマートフォンのデータで準備していただけると同じように効率的に制作を進めることができます。
イラストはデータでも紙に描かれたものでもかまいません。「こういうのが欲しい」というものがあれば新たに素材を購入したりイラストレーターにオリジナルの描画を注文することもできます。
図版類はデザイン会社で専用のソフトを使って綺麗で見やすい形に作り直しますので、読めればどんな形でもOKです。
レイアウトはデザイン会社で作ります
原稿を準備していただいたら今度はデザイン会社での作業に入ります。まず最初にデザイン会社では、多ページ物の印刷専用のソフトを使ってページをデザインしていきます。
そして、テキストや写真やイラストを紙面に割り付けてページレイアウトを作成します。
紙面ができたら校正と打ち合わせを繰り返します
原稿が割り付けられてページ数が確定したら、一度「校正」という形で著者に確認していただき、修正点や改善点などを話し合います。
この作業を何度か繰り返して紙面が出来上がるわけですね。
表紙を作成して印刷・製本して完成へ!
同時に表紙(カバー)のデザインを作成して、すべて内容がOKとなったら印刷所へ入稿。印刷~製本してお客様のもとへ目出たくお届けとなるのでございますね!(バンザ〜イ)
というように、自分史や社史などを作成するには、原稿を準備していただいて、あとは仕上がりのデザインイメージを伝えていただければOK。ご自分でワードやパワーポイントを使ってあくせく作業する必要はビタイチございません。
というわけで、あいかわらず駄文全開な記事ですが、自分史や社史づくりの敷居が少しでも下がって、ひとりでも多くの方に本作りという素晴らしい体験をしていただければ嬉しいなぁと思う今日この頃でございます。
自分史や社史を作成してみたいという方はどうぞお気軽にご相談くださいね〜!
– – – – –