何年かぶりの本紙色校正
先日、何年かぶりの本紙での色校正をとりました。近頃は本紙で色校正をとるお客様がめっきりいなくなりましたね。
このときは上品な「深~い紺色」にこだわったので、プリンタ出力のチェックだけでは仕上がりが不安、ということで本紙(本番の印刷で使うのと同じ紙)とカラープルーフを組み合わせての色校正を行いました。
校正紙持ってのお客様訪問にワクワク
細かなニュアンスのチェックが必要なので、校正紙を持ってお客様を訪問してきたのですが、校正紙持ってあっちこっち動き回っていた昔のアナログ時代(20代の会社員時代ね)を思い出すようで、なんか意味もなくワクワクしてしまったのであります。
ピースの紺事件を思い出した
色を上手に操り組み合わせていくのも我々の仕事なのですが、やっぱりパソコンや頭の中のシミュレーションではどうしても思うようにいかないもの(自信がないだけ?)があります。
今回の濃紺なんかは主観が強い(個々の好みがモロに出る)色。
そういえば何年か前にも「表紙をピースの紺にしたい」というお客様と何度も(泣きそうになりながら)色の調整をやりなおしたことを思い出しました。
最後は直感だね
かっちり数字で色指定をしても、紙の種類やインキ、明るさや照明の状態で見え方は変わるのですから、こだわりだしたらエンドレスといえばそうなんですが。最後はお客様の主観(というか直感)で決定することも多いですね。
デザインの仕事を長くやっていると、お客様のいろんなこだわりの部分にじっくりお付き合いすることも多く、たいへんだけどその分イメージを一緒に共有させていただき、着実に具現化できているわけで、これはこれでとても楽しく嬉しいものなのです( ^∀^)
弊社では、色の仕上がりに不安のあるお客様には(有料になりますが)色校正をご納得いただけるまできちんとさせていただきますので、どうぞ安心して大切な制作物をおまかせください(最後は営業トークでおわり)。
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