こんにちは。
松戸で地域密着デザイン会社を創業して21年目。
「小さな会社やお店の広告の作り方相談所」の前田でございます。
頻繁にチラシなどを出す会社である程度規模が大きくなってくると簡単な印刷物を自社内で内製化するケースがあります。
簡単なものならデザイン会社へ外注せずに自分たちでやろう、ということなのですが、まあ正直デザイン屋としては寂しいです。そりゃね。仕事減っちゃうわけですし(泣)。
デザインソフトはイラストレーターだけじゃないのだよ
さて今回はその制作アプリケーションについて書いてみようと思います。
皆さんアドビ社のイラストレーター(Illustrator)一択というのが現況なのですが、うちのようなデザイン専門会社はもうひとつ同じアドビ社のインデザイン(InDesign)というソフトを稼働させております。こちらはアドビCCを契約すると付いてくるので名前だけはご存知という方も多いのでは?
インデザインとはどんなアプリ?
インデザインとは何かといいますとイラストレーターが一枚物(業界では「ペラ」といいます)の印刷物を作成するアプリケーションなのに対して、インデザインは多ページ物の印刷物作成に特化して設計されたアプリケーションです。書店に並んでる雑誌や書籍はほとんどインデザインで制作されたものだということですね(実は弊社でも年間それなりの数の書籍制作を扱っております)。
今ではどちらのソフトも単ページ物にも多ページ物にもどちらにも対応できるよう機能が拡張されてはいますが、やはり餅は餅屋。その機能や使い勝手にはそれぞれの生い立ちが根強く残っています。
イラストレーターを使わないケースとその理由
弊社の場合もほとんどのお客様からの案件にはイラストレーターを使ってデザインを制作しています。
でも、たまに読み物的な性格が強いとかある程度決まったフォーマットでの多ページに渡る印刷物のご注文に対してはインデザインを使って制作を行なっています。
インデザインは多ページ管理はもちろん、日本語組版(文字を読みやすく美しく組んでいくこと)機能が優れていて、使いこなすにはもちろんそれなりの文字組みやフォントについての知識が必要ですが、イラストレーターに比べて圧倒的に仕上がりが早くて綺麗です(イラストレーターではダメ、とまでは言いませんが同じ品質に仕上げようと思うと恐ろしく工数がかかります)。
ちなみに組版技術というのは今のように制作業務がコンピュータ化される以前は(活版、写植の時代含めて)「職人技」と称される高度な技術でした。
インデザインを使いこなせる数少ないデザイン会社なのだ!
その分、使いこなすのは難しいですが、読み物や多ページ物を作成するときにはイチ押ししたアプリケーションです。
自分で言うのも何ですが(笑)弊社はインデザインを使いこなせる数少ないデザイン会社じゃないかと自負しておるわけです。はい。少なくとも松戸とその近隣では数えるほどしかいないんじゃないかな?たぶん(自慢。えへん)。
読み物や多ページ物を作成したい、というお客様は今すぐご連絡を(笑)
というわけで読み物や多ページ物を作成したい、というお客様がいらっしゃいましたらぜひ弊社にご連絡くださいませ(←売り込みでーす!)。
別に作成アプリケーションがイラストレーターじゃないから価格が高いなんていうことは全然ありませんのでご安心を(笑)。
ご依頼・お問い合わせをお待ちしておりま~す!
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*デザイン制作や印刷物の作成でお困り方はお気軽にご相談ください。
松戸の地域密着デザイン会社「小さな会社やお店の広告の作り方相談所」
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