デザイン事務所のブログなので、たまにはちゃんと仕事のことでも書いてみようと思います。
今年はナゼか?サイン(看板)関係のお引き立てが多かったので、看板デザインから工事までのプチ・ドキュメンタリーをご紹介します。
印刷物や横断幕や看板も、窓口をひとつにしちゃうとラクチンですよ〜
ちなみに弊社はデザイン事務所ですが、デザイン業務だけでなく、印刷物はもちろんのこと、看板でも、横断幕でも、シールでも、うちわでも、いろんなグッズへの印刷加工など、最後まで面倒見させていただいております。はい。
お客さまにとってみれば、「デザインはデザイン会社へ」「印刷は印刷会社へ」「看板は看板会社へ」では、手間がかかってたいへん。制作物の進行管理が煩雑極まりない〜〜ということになってしまうので、弊社みたいなちっちゃなデザイン事務所にもお引き立てをいただけるのでしょう!、なんて勝手に思っていたりします。
要は、制作物の窓口は一本化しちゃったほうがラクちんですよ〜ということですね(笑)
看板とウィンドウディスプレイができるまで
さて、今回ご紹介する事例は、新規開園の保育園(ダンディリオン保育園様)。
お問い合わせを頂戴した後、現地を訪問。ここはなるべくフットワーク軽く!が信条です(だって、ちっちゃな会社だもの…)
お客さまの希望を聞いたり、必要な寸法を測ったりして、「こんな仕様で、このくらいの価格でいかがでしょう?」という感じで簡単な提案書と見積書を出します。
たいてい紹介以外の新規のお客さまは相見積もりをとることが多いので、弊社の場合この段階での勝率はハッキリいってたいして高くありません…(・・;)
まあ、そんな話はさておき、仕様と予算にOKがでると、デザイン作業に入ります。
いくつかデザイン案を作成し検討して、最終デザイン案を決定します。今回は、園のロゴ、オリジナルキャラクターを事前に作成しました。
施工前の状態はこんな感じ。古い電飾看板枠が残っていたのですが、腐食が激しく危険な状態だったので、事前にオーナーに撤去してもらいました。ここにプレート看板を貼り付けます。
こんな図案を基にしながら、お客さまや看板施工会社と打ち合わせを進めていきます。
さて、工事開始です!
最初に、ガラスの上半分に曇ガラスフィルムを貼ります。外からの目隠しになって、かつ採光ができるように。
看板設置作業。あらかじめプレートをシートを貼り合わせて準備してあるので、位置を正確に決めて壁面に固定していきます。
よくそんなグラグラ不安定なところで作業できますな〜。高所恐怖症のオイラは、見てるだけで怖いんだけど…
ガラスウィンドウ下半分は目隠しにイラストを。
オリジナルキャラクターを使ったイラストを起こし、インクジェットシートに出力したものを貼り付けます。
ちなみにこのキャラクターのモチーフは「タンポポ」と「ライオン」。オーナーの発案です。
入口扉の部分には、園名のロゴを作成して、カッティングシートで貼り付け。
完了です。ちなみに、工事に要した時間は約1日半。
現地は、昭和レトロ風な商店街の一角なのですが、この保育園の誕生で急に雰囲気が華やいだ?気がします。
これからここに通ってくる子どもたちの笑顔がひとつでも増えると嬉しいな〜と思います。
とまあ、あんまりまとまりのない内容でしたが、弊社でのデザインから看板工事までの様子をプチ・ドキュメンタリー形式(←??)でお届けいたしました。
デザイントーンを管理・統一することで、会社やお店のイメージがアップ!
繰り返しになり恐縮ですが、看板や横断幕、シール、封筒、名刺、会社案内、パンフレット、チラシ、ユニフォームやノベルティグッズなどいろいろあると思いますが、制作の窓口(会社)を一本化すると、ホントにラクちんですよ。
それに、チラシはA社に、看板はB社に、名刺はC社に…、ってやってると、仕上がりデザインの雰囲気がバラバラ・チグハグになっちゃうんですよね、どうしても。
窓口を一本化することで、仕上がりのデザイントーンがきちんと管理でき、統一できるのも大きなメリットかと思います。会社やお店のイメージアップや印象の定着にもつながりますので〜。
というわけで、たまにはお仕事レポートやドキュメントのような記事も取り入れていきたいと思いますので、気長にお付き合いいただければ幸いです(←なんのこっちゃ?)(笑)
それでは、またね〜!